一匹狼と言われる君




浮き足だった教室

五人グループ それぞれ作れと

楽しそうに散らばるみんな

動かないのは君だけ

まるで どうでもいい と言うように

ただ座ってる 一人で


みんなが席につく頃に君が動く

人数足りないとこ探して

綺麗な字で名前書く

変わらない表情は

何を思っているのかわからない

席に戻った君は

また本を読み始める

誰かが言う

かっこいい と

いつも一人で

堂々としている君がかっこいい って



< 3 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop