一匹狼と言われる君



そのとき初めて知ったんだ

君の鎧と 精一杯の強がり

一瞬だけ見えた寂しげな表情と

強く握りしめられた拳


“なにもできなくてごめん”


もう見えなくなった君に呟いた











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