青空の下で
出会い
秋山楓15歳の高校1年生
今、恋をしている!
相手は何処の誰かも知らない!
彼との出会いは今から1ヶ月くらい前、通学途中でお財布を無くしてしまったときだった。
いくら探しても見つからず半泣き状態でいたら、声を掛けられた。
事情を説明すると、彼は自分のお財布から千円札を一枚渡してくれた。
「返さなくていいからね」
そう言ってその場から去って行った。
呆気に取られてどこの誰だか聞くのを忘れた。
しかし制服で近くにある私立桜高校に通っていることだけは分かった。
それから毎日、同じ時間、同じ場所で待っていたが彼には会えなかった。
仕方なく、わたしは幼なじみの祐実に相談した。
祐実には2歳上にお兄ちゃんがいた。
もちろんお兄ちゃんとも仲が良い。
だから自分の兄でもないのにお兄ちゃんと呼んでいる。
しかもお兄ちゃんは桜高校に通っていた。
今、恋をしている!
相手は何処の誰かも知らない!
彼との出会いは今から1ヶ月くらい前、通学途中でお財布を無くしてしまったときだった。
いくら探しても見つからず半泣き状態でいたら、声を掛けられた。
事情を説明すると、彼は自分のお財布から千円札を一枚渡してくれた。
「返さなくていいからね」
そう言ってその場から去って行った。
呆気に取られてどこの誰だか聞くのを忘れた。
しかし制服で近くにある私立桜高校に通っていることだけは分かった。
それから毎日、同じ時間、同じ場所で待っていたが彼には会えなかった。
仕方なく、わたしは幼なじみの祐実に相談した。
祐実には2歳上にお兄ちゃんがいた。
もちろんお兄ちゃんとも仲が良い。
だから自分の兄でもないのにお兄ちゃんと呼んでいる。
しかもお兄ちゃんは桜高校に通っていた。