青空の下で
しばらく4人で話をしていると匠磨さんらしき人が来た。


「遅いぞ匠磨、女の子を待たせるな」


「だって生徒会で色々忙しいんだよ」


うっわぁ~本当に双子だったんだ!


でもよく見ると匠海さんと匠磨さんって全然違うんだ。


「「そっくり~」」


お兄ちゃん達は区別がつかないのが不思議でつい口から言葉が出てしまった


「全然違うじゃん」


不思議そうにこっちをみるお兄ちゃん達


「あっ、きみあの時の」


「はい、秋山楓と言います。あの時は本当に助かりました。これ」

そう言って千円札とお礼にお菓子を少し渡した。

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