アイドル君と私
なっ…何で言っちゃうの!?望!?
さっきは優しい子だと思ったのにー。
っていうか…何で私の所になんか来るの!?
とても思考が追いつかなく、パニックになった咲だったが、そこは女子で…
とりあえずバタバタと身支度をすることに。
何となくの部屋着に着替えて、ハミガキに…髪の毛をとく。
「…けど…」
スッピンだよー!
でもメイクしてたらおかしいし、
ああ――っ!!
も―!
と、咲がパニくった所に。
ピンポーン~♪
「………っ!?ウソ!?ホントに来たのっ?」
戸惑いながらもインターホンに近づく。
インターホン越し姿の人影にビクッとしながらも、ゆっくりと指で通話ボタンを押す。