アイドル君と私
「ふっ…当たり前だろ?俺等じゃなかったら名前変わってんじゃんっ」
「ははっ、だよな?」
「そうだよ~バカだなぁ~廉くんはっ」
「いや、おまえ程じゃねーよっ」
「はぁ―?何だよそれ~」
2人を見て、廉も笑う。
その時、
「あれ―?ちょっと~皆?いるよね~?」
ドアをドンドンと叩きながらマネージャーの声が聞こえてきた。
「あっ…ヤベ」
と、拓海が鍵を開ける。
「ちょっと~ビックリしたよ―」
「ゴメンゴメン!ドッキリドッキリ~」
「え―?そうなの?やめて下さいよー」
「ははっ」
「あっ…そうだ、廉くん先にスタジオ入ってくれる?」
「あっ…はいっ」
マネージャーにそう言われ、廉は一緒に出ていった。