三回目のデート
「しかしコレ、上手すぎだろう。プロ並じゃ……ん?」
何だ?……この、髪飾りが刺さっているところの頭……。
不自然にボコッとしてないか?
まさか……コブ?いや、なんか違うな……コブにしては変に平たく膨らんでるし……。
「映見……ちょっと止まって」
「え?あ、はい……」
俺はその場で足を止めさせて、頭の不自然な部分を触ってみた。
すると、頭ではあり得ない『カサッ』という感触が……。
な、なんだコレ。