三回目のデート


「しかしコレ、上手すぎだろう。プロ並じゃ……ん?」


 何だ?……この、髪飾りが刺さっているところの頭……。

 不自然にボコッとしてないか?

 まさか……コブ?いや、なんか違うな……コブにしては変に平たく膨らんでるし……。


「映見……ちょっと止まって」

「え?あ、はい……」


 俺はその場で足を止めさせて、頭の不自然な部分を触ってみた。

 すると、頭ではあり得ない『カサッ』という感触が……。

 な、なんだコレ。

< 127 / 258 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop