三回目のデート


「髪飾り、もう大丈夫だからっ!散歩再開♪」

「は、はい」


 気を取り直して、再び手を繋いだ。

 そして映見に見えないように、ジャケットのポケットに贈り物をねじ込んで封印した。

 今日はもう……二度と出てくんなよ。

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