三回目のデート


「おじいさんや、若いっていいですねぇ~」

「ばあさんや、どうね。わし達も久しぶりにするかね?」

「いやですよぉ~、おじいさんったら~」


 おじいちゃんとおばあちゃんは、ほっほっほっと笑い合った。


 もう……崇ぃ~!

 けど……私も私だよね。

 キスしたい理由は違っても、したいというタイミングは一緒だった。

 まるで、気持ちが通じ合ったみたいに……

 あ。どうしよ。

 今度はニヤけてきちゃった。

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