三回目のデート


「それでは兄、明日に備えてごゆっくりとおやすみ下さい」

「あぁ……どうも……」

「では、良い週末を……」


 南琉は一礼をしてから、バタン……とドアを閉めた。

 なんか……最後の最後にどエラい爆弾を落としていったな。


 ──いろいろと聞きすぎて、俺は結局寝付けなかった……。

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