生まれ変わっても。【完結後編集中】
「私、小夜は
何百年も此の世を生きているの。
大雑把に言えば、小夜の肉体は死んでも、
意識とか記憶とかはそのままに、
新しい小夜に生まれ変わる…
つまり、輪廻転生をしているの」
「…え?」
「これで16回目の人生。
可笑しな話だけど、事実なの。
ドッキリとか、そういう類のものじゃない。
本当に、」
「大丈夫。わかってる。
わかってるけど、頭が追いつかない」
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