約束の小指、誓いの薬指。
「悩んでるみたいですねー」
「絶対にいますよね、この中に好きな人が?
今日はクリスマスイブですよ?そんな日に来るなんて、絶対に誰かのファンですって。
その人よりも好きな人なんていないってくらい、僕ら8人のうちの誰かを好きに決まってますよ」
え?
「おいおい、どうした相葉?
なに1人だけアピールしてんだよ。今のがアピールになったかどうかってのは置いといてだな」
つまりは、自分以外を指名するなと言っているのだろうか?
私はそうだと読み取り、ゆっくりと指を差した。
「あの、あ、相葉くんです」
私はこんなにも緊張しているというのに、愁くんはうんうんと満足そうにうんうんと頷いてドヤ顔で一歩前に出てくる。
「絶対にいますよね、この中に好きな人が?
今日はクリスマスイブですよ?そんな日に来るなんて、絶対に誰かのファンですって。
その人よりも好きな人なんていないってくらい、僕ら8人のうちの誰かを好きに決まってますよ」
え?
「おいおい、どうした相葉?
なに1人だけアピールしてんだよ。今のがアピールになったかどうかってのは置いといてだな」
つまりは、自分以外を指名するなと言っているのだろうか?
私はそうだと読み取り、ゆっくりと指を差した。
「あの、あ、相葉くんです」
私はこんなにも緊張しているというのに、愁くんはうんうんと満足そうにうんうんと頷いてドヤ顔で一歩前に出てくる。