約束の小指、誓いの薬指。
「…いや、凛音が悪いんじゃないよ」
とりあえず僕は、凛音の言葉の方に反応をした。
何枚にもわたって撮られた写真を順に見ていくとわかる。
最初は凛音が僕に抱きついているもの。見方によっては飛び付いているように見える。
まぁ、実際そうだったのだからそう見えるのだ。
凛音はこの時、内定が貰えて嬉しさのあまり飛び付いた。
しかしそのあとの写真では、僕が凛音に腕を回したことで、一気に恋人感が増している。
もしも大島ハルカが誰かに写真を見せるとするのなら、僕が腕を回しているものを選ぶだろう。
もしも疑惑の写真としてこれらが公になるとしたら、それは僕のせいだ。
とりあえず僕は、凛音の言葉の方に反応をした。
何枚にもわたって撮られた写真を順に見ていくとわかる。
最初は凛音が僕に抱きついているもの。見方によっては飛び付いているように見える。
まぁ、実際そうだったのだからそう見えるのだ。
凛音はこの時、内定が貰えて嬉しさのあまり飛び付いた。
しかしそのあとの写真では、僕が凛音に腕を回したことで、一気に恋人感が増している。
もしも大島ハルカが誰かに写真を見せるとするのなら、僕が腕を回しているものを選ぶだろう。
もしも疑惑の写真としてこれらが公になるとしたら、それは僕のせいだ。