約束の小指、誓いの薬指。
「あと5秒、4、3、2、1、…
ハッピーバースデー!」
一緒になって私も声を出して、ふーっとろうそくを一気に消す。
今日は22回目の誕生日。生まれて初めて、彼氏と迎えた誕生日。
パチンと電気がつけられる。
ん?
明るくなった視界は先程とは違う点を捉えた。
机の上に置かれたケーキの横にある小さな細長い箱。こんなの、さっきまではなかった。
何だろう?と思ってじっと見ていると、横から開けてみてと声をかけられた。
言われた通り、そっと手に取って開けてみる。
ハッピーバースデー!」
一緒になって私も声を出して、ふーっとろうそくを一気に消す。
今日は22回目の誕生日。生まれて初めて、彼氏と迎えた誕生日。
パチンと電気がつけられる。
ん?
明るくなった視界は先程とは違う点を捉えた。
机の上に置かれたケーキの横にある小さな細長い箱。こんなの、さっきまではなかった。
何だろう?と思ってじっと見ていると、横から開けてみてと声をかけられた。
言われた通り、そっと手に取って開けてみる。