約束の小指、誓いの薬指。
無事に皆がリビングに到達し、適当に座る。
「凛音、そのネックレス持ってたっけ?今までつけてるところ見たことないよね」
え?
胸元に手を置いてから思い出す。ネックレスつけっぱなしだ。
まさか比奈子からそんなことを言われるとは思わなかった。てか私バカだ!部屋のチェックばっかりして自分のことは全く見てなかったんだから!
「…えっと、ほら、あれだよ!自分への誕生日プレゼント!」
「へぇ、可愛いね」
比奈子は特に何も言わずに、にこりと笑ってそう言ってくれた。
「ありがとう」
彼氏からもらったプレゼントを褒められると、こんなにも嬉しいものなのかと今初めて気がついた。指でコロンとハートを転がしてみる。
「凛音、そのネックレス持ってたっけ?今までつけてるところ見たことないよね」
え?
胸元に手を置いてから思い出す。ネックレスつけっぱなしだ。
まさか比奈子からそんなことを言われるとは思わなかった。てか私バカだ!部屋のチェックばっかりして自分のことは全く見てなかったんだから!
「…えっと、ほら、あれだよ!自分への誕生日プレゼント!」
「へぇ、可愛いね」
比奈子は特に何も言わずに、にこりと笑ってそう言ってくれた。
「ありがとう」
彼氏からもらったプレゼントを褒められると、こんなにも嬉しいものなのかと今初めて気がついた。指でコロンとハートを転がしてみる。