約束の小指、誓いの薬指。
比奈子からCDを奪い取った伊織は、私の方にキラキラした眼差しを向けてくる。
凛音もって…。まさか伊織は愁くんのファン?
ふらつきそうなくらいの緊張に耐えながら、伊織の隣に座る。
「ファンっていうほどでもないけど…。
伊織は相葉愁のこと知ってるの?」
「もちろんだよ!この人超人気声優じゃん!」
比奈子を含め皆が頷く。
うそ…。そんなに皆知ってるの?
「この間テレビにも出てたよねー?
どっかのアイドルグループのセンターが私の会いたい人とか言って、番組に呼んでもらってたけど…。
あのアイドルにわかファン丸出しだったよね」
戻ってきた綾が腕を組んで後ろに立っていた。綾も知ってるんだ。
凛音もって…。まさか伊織は愁くんのファン?
ふらつきそうなくらいの緊張に耐えながら、伊織の隣に座る。
「ファンっていうほどでもないけど…。
伊織は相葉愁のこと知ってるの?」
「もちろんだよ!この人超人気声優じゃん!」
比奈子を含め皆が頷く。
うそ…。そんなに皆知ってるの?
「この間テレビにも出てたよねー?
どっかのアイドルグループのセンターが私の会いたい人とか言って、番組に呼んでもらってたけど…。
あのアイドルにわかファン丸出しだったよね」
戻ってきた綾が腕を組んで後ろに立っていた。綾も知ってるんだ。