約束の小指、誓いの薬指。
ということで、綾と2人で行くことになった。綾はもちろんデートの予定が入っていたのだけれど、相葉くんを生で拝めるチャンスなんて滅多にないからと、イベントを優先させた。
デートをキャンセルしてまで綾が見たかった相葉くんが。そして私の楽しみにしていた愁くんが。司会者に呼ばれていよいよステージに登場する。
「続きまして、爽やかな声で聞く人の心を魅了する、声優界の王子様こと相葉愁さんです」
司会者の紹介が全て終わる前、相葉の相が呼ばれた時点で会場が割れんばかりの歓声があがった。
「こんばんわー!」
そして愁くんが現れると、これ以上大きくなることがないだろうと思っていた歓声が更に盛り上がりを見せた。
デートをキャンセルしてまで綾が見たかった相葉くんが。そして私の楽しみにしていた愁くんが。司会者に呼ばれていよいよステージに登場する。
「続きまして、爽やかな声で聞く人の心を魅了する、声優界の王子様こと相葉愁さんです」
司会者の紹介が全て終わる前、相葉の相が呼ばれた時点で会場が割れんばかりの歓声があがった。
「こんばんわー!」
そして愁くんが現れると、これ以上大きくなることがないだろうと思っていた歓声が更に盛り上がりを見せた。