『あの時、君は……』

「? 彰?」
「……ん?」
「なんかした?」
「別に……自転車停めるな……」
「あ、うん」

駅前には、駐輪場があり、そこに自転車を停め、鍵をしめた。
ついでに、俺の目頭付近の涙も拭き取った。





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