『あの時、君は……』
題名:離すもんか!

俺の自転車の写真を背景に、こう書いてあった。

『俺は
何度でも君を乗せて行くよ。
もう降ろしたりはしない。


運転手は俺。
後部座席は瞳。
これからは…
ずっとそうやって進んでいこう。




……瞳
……恥ずかしいじゃねーか……

俺は照れた。

次に、女子に人気なポエムを開いた。
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