『あの時、君は……』



俺は何度でも君を乗せて行くよ。
もう降ろしたりはしない。


運転手は俺。後部座席は瞳。

これからは……ずっとそうやって進んでいこう。



……ずっと一緒だぞ。

瞳…


俺たちは抱き合ったまま……

そのまま……目を閉じた。





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