『あの時、君は……』
「彰、なんで私の事は、チャン付けじゃないの?」
「へ?」
「七美ちゃんとか恵ちゃんとかにはチャン付けなのに……」
「あー、俺、テニス仲間は呼び付けなんだは。」
「七美ちゃん達もテニス部じゃん」
「ほら……あいつらは、な?」

瞳が笑った。
なんだろう……

笑い方、かなりかわいい!

「もう一つ、質問してもいい?」
「ん、あぁ!」

今日の瞳とは会話も弾みそうだ。
そして、次の言葉に驚いた。
< 20 / 203 >

この作品をシェア

pagetop