『あの時、君は……』
調子にのって、舌までいれた。
瞳は苦しがっていたが、俺の行為を拒む事をしなかった。
だからと言って、俺の行為を受け入れもしなかった。

瞳の眉間に一本の皺がよる。

口を離すと、名残惜しむように糸が引いた。
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