『あの時、君は……』
「後ね、瞳ちゃんって、ポエムとか画像とか作ってるんだよ?」
「ポエム……?」
「うん。詩だよ。瞳ちゃんの詩って、なんだかじーんっと来ちゃうんだー。」

瞳の詩なんか、聞いた事もない。

「彰君、読んであげる?」
「ん……あぁ……」
「昨日更新してたやつ読んだげるねー。多分、彼氏との事だと思うな、このポエム」
「……へー」
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