二十歳の約束
なっちが旅立つ日がきた。

私はやっぱり号泣し、なっちはイケメンの写真に号泣してくれた。笑

「千葉、ナイス!」
そう言って旅立っていった。


その事を千葉君に報告したくて、近所でお茶をした。
またよく連絡をくれるようになって、電話でも毎日の様に話すようになってた。

「おれ、明日誕生日でさ、あげたいものがあるから駅に来てくれる?」

3月31日

千葉君っぽい誕生日だなーとおもったけど、誕生日ってことは何か持ってかないと。

で、とりあえず、ほしがってたシングルcdを買っていった。

誕生日なのに私に何かくれるのか?
謎だったけど、行ったら、

「これ、気に入ってる香水。使ってみてくれたらうれしい。」

そう言って手渡してくれた。

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