イジワルな君と私との恋愛事情
雪間くんside4
結と子猫を助けるために、下じきになった俺。
「雪間くん!?大丈夫?」
結が心配そうに、上から覗きこむ。
その顔の近さに、俺はドキドキしていた。
そして、
「俺は大丈夫だよ。お前こそ、大丈夫か?」
「うん。私は大丈夫だよ。」
結はそう言うと、少し顔を赤らめ、
「『あの事』は、まだ許せないけど‥‥、雪間くん、助けてくれて、ありがとう。」
そう言って、俺に笑いかけてくれたんだ。
それだけで、俺の胸の心拍数が上がる。
ドキドキがが止まらなくなる。
俺はできるだけ、結に赤くなった顔を見られないように、そっぽを向き、
「別に、お前なんか助けようとしたんじゃないからな。」
そう邪険に言い放つ。
結は、クスクスッと笑っていた。
俺たちは、しばらく、そのままで、そこに座りこんでいたんだ。
「雪間くん!?大丈夫?」
結が心配そうに、上から覗きこむ。
その顔の近さに、俺はドキドキしていた。
そして、
「俺は大丈夫だよ。お前こそ、大丈夫か?」
「うん。私は大丈夫だよ。」
結はそう言うと、少し顔を赤らめ、
「『あの事』は、まだ許せないけど‥‥、雪間くん、助けてくれて、ありがとう。」
そう言って、俺に笑いかけてくれたんだ。
それだけで、俺の胸の心拍数が上がる。
ドキドキがが止まらなくなる。
俺はできるだけ、結に赤くなった顔を見られないように、そっぽを向き、
「別に、お前なんか助けようとしたんじゃないからな。」
そう邪険に言い放つ。
結は、クスクスッと笑っていた。
俺たちは、しばらく、そのままで、そこに座りこんでいたんだ。