イジワルな君と私との恋愛事情
複雑な想い 結side
とにかく、昔から高ちゃんは女の子にモテた。
数で言えば、雪間くんと負けず劣らずだ。
だけど、幸か不幸か、高ちゃんは『恋愛』とやらにかなり鈍いほうだ。
高ちゃんを見る、女の子たちの熱い視線にも、全く気づかないでいる。
ある意味、すごいと思う。
まぁ、いわゆる自然体なのだ。
私は、ホッとする一方で、不安にもかられる。
もし、高ちゃんに『特別な誰か』ができてしまったら……。
やっぱり、それはショックを受けるだろうなぁ……。
今のところ、高ちゃんにそういう『相手』はいない様子だ。
胸を撫で下ろす私は、醜い女の子なのだろうか?
でも、『好きな人』に『好きな相手』ができることは、辛く、悲しいことだ……。
高ちゃんが、私のことを『大切』だと思ってくれているのは間違いない。
だけど、それはあくまで、『幼なじみ』として。
『妹みたいな存在』。
私にはそんな感じで接してくれる。
でも、私は、それでは『嫌』なのだ。
高ちゃんには、きちんと『特別な女の子』として見てほしい。
それが私の切なる『想い』だった。
でも、『今の関係』が壊れてしまうのが『嫌』で、今一歩、踏み出せずに私。
だから、どうか、高ちゃん。
『私以外の誰か』を『好き』にならないで……。
お願い……。
数で言えば、雪間くんと負けず劣らずだ。
だけど、幸か不幸か、高ちゃんは『恋愛』とやらにかなり鈍いほうだ。
高ちゃんを見る、女の子たちの熱い視線にも、全く気づかないでいる。
ある意味、すごいと思う。
まぁ、いわゆる自然体なのだ。
私は、ホッとする一方で、不安にもかられる。
もし、高ちゃんに『特別な誰か』ができてしまったら……。
やっぱり、それはショックを受けるだろうなぁ……。
今のところ、高ちゃんにそういう『相手』はいない様子だ。
胸を撫で下ろす私は、醜い女の子なのだろうか?
でも、『好きな人』に『好きな相手』ができることは、辛く、悲しいことだ……。
高ちゃんが、私のことを『大切』だと思ってくれているのは間違いない。
だけど、それはあくまで、『幼なじみ』として。
『妹みたいな存在』。
私にはそんな感じで接してくれる。
でも、私は、それでは『嫌』なのだ。
高ちゃんには、きちんと『特別な女の子』として見てほしい。
それが私の切なる『想い』だった。
でも、『今の関係』が壊れてしまうのが『嫌』で、今一歩、踏み出せずに私。
だから、どうか、高ちゃん。
『私以外の誰か』を『好き』にならないで……。
お願い……。