浮気者上司!?に溺愛されてます
「ん~。でも、ダメ。どこで何言われるかわかんないし」
「ええっ! ……じゃ、今夜一緒にどうですか?」
さっきまで羽村さんにいたぶられて涙目になっていたくせに、高津はもう目をキラキラさせている。
「ちょっと、高津っ」
完全に仕事を忘れている高津を咎めるように、私は隣からその手を軽く引いた。
そして恭介はそんな私を横目に……。
「悪いな。しばらくその女で忙しいんだ。俺」
完全に私の反応を試して楽しんでいる!
「うっわ~! 課長、すっげー悪い顔してますよ」
「なんとでも言え。お前は百瀬と遊んでろ」
「ふっ……二人ともっ!!」
歯止めの利かない男二人を断じて止めるように、私は立ち上がって一度大きくテーブルを叩いた。
バンッという乾いた音が響いて、さすがに二人ともいっぺんに黙りこくった。
そおっと様子を窺うように私を見上げる視線をしっかりと意識してから、私は大きく息を吸った。
「余計な話は止めて、宇宙の話、しましょうねっ!!」
そう声を張り上げて見据える私に、恭介も高津も肩を竦めて、はい、と短く頷くのだった。
「ええっ! ……じゃ、今夜一緒にどうですか?」
さっきまで羽村さんにいたぶられて涙目になっていたくせに、高津はもう目をキラキラさせている。
「ちょっと、高津っ」
完全に仕事を忘れている高津を咎めるように、私は隣からその手を軽く引いた。
そして恭介はそんな私を横目に……。
「悪いな。しばらくその女で忙しいんだ。俺」
完全に私の反応を試して楽しんでいる!
「うっわ~! 課長、すっげー悪い顔してますよ」
「なんとでも言え。お前は百瀬と遊んでろ」
「ふっ……二人ともっ!!」
歯止めの利かない男二人を断じて止めるように、私は立ち上がって一度大きくテーブルを叩いた。
バンッという乾いた音が響いて、さすがに二人ともいっぺんに黙りこくった。
そおっと様子を窺うように私を見上げる視線をしっかりと意識してから、私は大きく息を吸った。
「余計な話は止めて、宇宙の話、しましょうねっ!!」
そう声を張り上げて見据える私に、恭介も高津も肩を竦めて、はい、と短く頷くのだった。