麗雪神話~理の鍵人~
「とりあえず…助けてくれて…ありがとうな。
おいらはポック・ド・ポクネス。ポックだ。
あんたは?」
「私はセレイアよ。
よろしくね」
正直見知らぬ場所にたった一人きりで心細かったから、ポックの存在はありがたかった。
「あなたはここに住んでいるの?」
「そりゃそうさ。
この“雪の庭”はおいらの友達が住んでいいって言ってくれた場所だからな」
「ここ、“雪の庭”って言うんだ……」
ぴったりなネーミングだと思った。
感心しきりのセレイアを見て、ポックは驚いたようだ。
「あんた、なんにも知らないんだな。
どうして人間が、天上界に来たんだ?」
「それは…話せば長くなるのだけど……」
おいらはポック・ド・ポクネス。ポックだ。
あんたは?」
「私はセレイアよ。
よろしくね」
正直見知らぬ場所にたった一人きりで心細かったから、ポックの存在はありがたかった。
「あなたはここに住んでいるの?」
「そりゃそうさ。
この“雪の庭”はおいらの友達が住んでいいって言ってくれた場所だからな」
「ここ、“雪の庭”って言うんだ……」
ぴったりなネーミングだと思った。
感心しきりのセレイアを見て、ポックは驚いたようだ。
「あんた、なんにも知らないんだな。
どうして人間が、天上界に来たんだ?」
「それは…話せば長くなるのだけど……」