ゴールデン☆キャット
「先に戻るね。」
「は? もう? んじゃ俺ももど__」
「尊はまだゆっくりしてなよ。」
内側のドロドロした感情に気付かれない様に笑って学食を後にした。
泣きたい気持ちよりも今はイラつきの方が大きかった。
蒼からは「お前は思ってる事が顔に出る。」ってよく言われる。
だからきっと今変な顔してる。
教室に戻ってきたはいいけど、尊が戻ってくるまでに気持ちを落ち着かせる自信がない。
午後一の授業サボろう。
「あ、ごめんなさい!」
教室を出た途端誰かとぶつかってしまった。
「みのじゃん。 ってどーしたの?」
「何が? どうもしないよ。」
「どうもしないって顔__」
「本当にどうもしないから。」
「は? もう? んじゃ俺ももど__」
「尊はまだゆっくりしてなよ。」
内側のドロドロした感情に気付かれない様に笑って学食を後にした。
泣きたい気持ちよりも今はイラつきの方が大きかった。
蒼からは「お前は思ってる事が顔に出る。」ってよく言われる。
だからきっと今変な顔してる。
教室に戻ってきたはいいけど、尊が戻ってくるまでに気持ちを落ち着かせる自信がない。
午後一の授業サボろう。
「あ、ごめんなさい!」
教室を出た途端誰かとぶつかってしまった。
「みのじゃん。 ってどーしたの?」
「何が? どうもしないよ。」
「どうもしないって顔__」
「本当にどうもしないから。」