ゴールデン☆キャット
放課後、一人だと分かり辛いだろうからって相浦君が付いて来てくれた。



「コンビに寄っていい?」

「いいよ〜。」



スポーツドリンクだの食欲なくても食べられそうなゼリーだのを買った。


チョコレートも忘れずにね。


コンビニを出て歩きながら落ち着かない。


こんな高級住宅街あんま来る事ないから変な感じ。



「相浦君のお家と尊のお家って近いの?」

「極近だよ。 同じマンションだからね〜。」

「え!? そうなの!?」

「そーそー。 小さいころから美月さんが俺の事も面倒見てくれたりしてさ、俺にとっても美月さんは母親みたいなもんなんだよね。」



そんな小さい頃から二人は友達なんだ。


家族ぐるみの付き合いなのかな?



「ここだよー。」

< 149 / 180 >

この作品をシェア

pagetop