ゴールデン☆キャット
飲み物ひとつ言うだけなのにどもっちゃうなんて恥ずかしい。



「アイスティー下さい。」

「オッケー。」



ソファーに座りなおそうとした時帝さんと目が合って、咄嗟にまた頭を下げてしまった。



「あはは、初めましてだね。 いつも弟がお世話になってます。 兄の帝です。」

「は、初めまして! 私の方がお世話になってると言うかなんというか……えっと、涼宮 みのりです。 宜しくお願いし__!?」



突然尊に手で目を塞がれ抱き寄せられた。


みんないるんですけど!?



「もー兄ちゃん見るの禁止!」

「わ、分かったから!! 離してってば!!」



パッと尊の手が離れてキッと睨みつけるとブッと笑われた。



「あははははっ!! 真っ赤〜!!」

「もぉー!! 誰のせいだと思ってんの!? 本当信じらんない!! 馬鹿!!」
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