この平凡から抜け出したの
そう言えば私が元いた世界から離れて
3日たったな…。
元の世界では月曜日だ。
勉強は一応予習、復習しているので大丈夫
だけど、これからはどうすれば
いいのだろう。
アストラスはジャックさんと話している。
『そうか…。また厄介なことが…。』
耳を傾けるとどうやら真面目な
話のようだ。
テレビ何か映るかな?
私がいま住んでいるここはアストラスの家
かは不明だが、ちゃんと生活に必要な物が
揃った部屋だった。
アスは私をここまで送り、寝付くと何故か
出ていく。
1日目に検証済みだ。
外に逃げた時もいくつかの階段を降りた。
ここはアパートとのような建物だ。
[ニュースをお伝えします。]
ニュースがながれた。
[ここ最近、エブリロード・フィル全体で
下級エネミイが大量発生しており、
警察はただちに駆除と、大量発生の原因を調べています。]
[続いては…]
エネミイ?敵?なんだろ…でも危険そう
プツッと、テレビが切られた。
『エネミイはただの悪魔だよ』
「キリカ、君は大丈夫さ、イブの器
だからな。」
「…うん。」
…まただイブの器だからって。
「イブの器として…」
キラの言葉がよぎる。
私…ちゃんと見られてるのかな…?
まぁ…いいか…。
考えをそらそうと、どうでもいい
事にする。
『エネミイは邪悪な感情、悲しみ、
妬み、恨みによって来るんだよ…。』
「じゃあ、原因はそういう感情をいだいた、何か。」