この平凡から抜け出したの
ドドーンっと効果音のつきそうな
凄い門構えの昔のお城のような家についた
すっすごい…お金持ちだ……。
『さあどうぞ、おかけ下さい』
すっ、と椅子を引かれて座らせられる。
『キリカはエイブリ・ロードでは一人なのですか?』
高級そうな椅子にすわり、そわそわしてると、質問された。
「いえ……私は1人で今は暮らしているんですけど、いつも傍にアストラスが……」
『えっ!!それは本当なのですか?!』
急な大声に驚く。
「えっ...そうです。」
『...大声をだし、すみません。』
謝罪を先にしてから、
『アストラスのこと、何も知らないんですね。』
と言われた、どういう意味だろ?
『率直に言うと、アストラスとは
イブ殺しの犯人なんです。』
「イブ……殺し?」