この平凡から抜け出したの




『あの...朝食はすんでいますか?』


考え込んでいると申し訳なさそうに聞いてきた。




こんな状況で食べたくないがお腹は素直だ



ぐぅぅぅぅ。



「あっはい...」

お腹の音が漏れ、凄く恥ずかしい






「がうっ!お腹減った」


急に私の後ろからひょこっと出てきた
狼の男の子。



『では、気分転換とは、いかないかも知れませんが朝食をごちそうします。』





「ありがとうございます...」



「がうっ」







そして3人で広いテーブルを囲み朝食をとる
ことになった。
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