First Kiss〜先生と私の24ヵ月〜
コータは笑いながら、
「そんなの関係ないよ。馬鹿とか年齢とか」
メガネ君は、
「じゃ、次俺ね。コータと同じ青葉の一年で、阿久津伸。ノブでいいよ」
「へぇ、ノブ君かぁ。メガネかけてるからメガネ君かと思った」
コータはそれを聞いて大笑いしていたけれど、ノブは恥ずかしそうに顔を赤くして、
「このメガネ、フェイクなんだ」
「フェイク?」
コータが説明する。
「ノブはね、顔立ちが女の子っぽいのが悩みなの。だからメガネでそれを隠してるわけ」
「へぇ、そうなんだ。でも似合ってるよ」
ノブは嬉しそうにはにかみながら、
「サンキュ。で、そっちは?」
「私たち?コータの隣に座ってる、こじんまりとしたのが黒川いろは。みんないろはって呼んでる。で、ノブの隣で今しゃべっている私が、渡部紅」
コータは私と紅を交互に見ると、
「いろはは、なんか置物みたいだな」
いきなり呼び捨てにされて、私が驚いたような顔をしていると、
「でもなんか可愛らしくていいじゃん。こじんまりとしてるほうが」
初対面の相手でしかも年下の男の子に可愛いと言われて私は真っ赤になってしまった。
「そんなの関係ないよ。馬鹿とか年齢とか」
メガネ君は、
「じゃ、次俺ね。コータと同じ青葉の一年で、阿久津伸。ノブでいいよ」
「へぇ、ノブ君かぁ。メガネかけてるからメガネ君かと思った」
コータはそれを聞いて大笑いしていたけれど、ノブは恥ずかしそうに顔を赤くして、
「このメガネ、フェイクなんだ」
「フェイク?」
コータが説明する。
「ノブはね、顔立ちが女の子っぽいのが悩みなの。だからメガネでそれを隠してるわけ」
「へぇ、そうなんだ。でも似合ってるよ」
ノブは嬉しそうにはにかみながら、
「サンキュ。で、そっちは?」
「私たち?コータの隣に座ってる、こじんまりとしたのが黒川いろは。みんないろはって呼んでる。で、ノブの隣で今しゃべっている私が、渡部紅」
コータは私と紅を交互に見ると、
「いろはは、なんか置物みたいだな」
いきなり呼び捨てにされて、私が驚いたような顔をしていると、
「でもなんか可愛らしくていいじゃん。こじんまりとしてるほうが」
初対面の相手でしかも年下の男の子に可愛いと言われて私は真っ赤になってしまった。