First Kiss〜先生と私の24ヵ月〜
あ、名前覚えていてくれたんだ。
なんだか嬉しい。
「うん、あなたは渡部さんだよね」
「そうだよ、渡部紅」
「紅ちゃんかぁ、いい名前だね!」
「そういういろはちゃんだってかわいい名前じゃん!」
お互いを誉めあって少しおかしくなった私と紅は一緒に笑った。
「紅ちゃん、今からどこか行くの」
「うん、塾」
「へー、私もなんだ。どこの塾?」
「クレバー、って言うんだ」
「あ、私と一緒!!」
「嘘、じゃあ一緒に行こうよ!」
「うん!」
これが私と紅の初めての出会いだった。
紅に出会えていなかったら、私はきっといつまでも一人ぼっちだったと思う。
一人は嫌だ、孤独は嫌い。
誰か私を愛してください。
どうか、私を…。
4月15日 晴れ
今日は塾に行く途中で紅ちゃんに会った。
紅ちゃんが一緒に塾まで行こうと言ってくれた。
すごく嬉しかった。
でもなんだか心がすかすかする。
どうしてだろう?
なんだか嬉しい。
「うん、あなたは渡部さんだよね」
「そうだよ、渡部紅」
「紅ちゃんかぁ、いい名前だね!」
「そういういろはちゃんだってかわいい名前じゃん!」
お互いを誉めあって少しおかしくなった私と紅は一緒に笑った。
「紅ちゃん、今からどこか行くの」
「うん、塾」
「へー、私もなんだ。どこの塾?」
「クレバー、って言うんだ」
「あ、私と一緒!!」
「嘘、じゃあ一緒に行こうよ!」
「うん!」
これが私と紅の初めての出会いだった。
紅に出会えていなかったら、私はきっといつまでも一人ぼっちだったと思う。
一人は嫌だ、孤独は嫌い。
誰か私を愛してください。
どうか、私を…。
4月15日 晴れ
今日は塾に行く途中で紅ちゃんに会った。
紅ちゃんが一緒に塾まで行こうと言ってくれた。
すごく嬉しかった。
でもなんだか心がすかすかする。
どうしてだろう?