First Kiss〜先生と私の24ヵ月〜
「僕は君の味方だよ」
甘い、優しい声で春雪は言った。
「辛いことがあったら、ここに連絡して来ればいい」
小さなメモを渡された。
そこには春雪の携帯電話の番号とアドレスが書かれていた。
春雪。春雪。春雪。
私の一番大好きな、愛おしい人。
あなたはやっぱり、私が信じた人だったんだね。
「じゃ、僕は行くよ。トイレに行ってることにして抜け出してきたからね」
春雪は私の髪をくしゃくしゃにすると、かわいらしい八重歯を見せて笑った。
春雪。
あのとき、春雪が言ってくれた言葉、今でも私の胸の中にあるよ。
悲しい悲しい物語が、あのときから始まっていたなんて思ってもいなかったよ。
でもね、春雪。
私は今も変わらずあなたを愛してるよ。
きっと、ずっと、永遠に。
もしも、死が二人を離れ離れにしたとしても…。
甘い、優しい声で春雪は言った。
「辛いことがあったら、ここに連絡して来ればいい」
小さなメモを渡された。
そこには春雪の携帯電話の番号とアドレスが書かれていた。
春雪。春雪。春雪。
私の一番大好きな、愛おしい人。
あなたはやっぱり、私が信じた人だったんだね。
「じゃ、僕は行くよ。トイレに行ってることにして抜け出してきたからね」
春雪は私の髪をくしゃくしゃにすると、かわいらしい八重歯を見せて笑った。
春雪。
あのとき、春雪が言ってくれた言葉、今でも私の胸の中にあるよ。
悲しい悲しい物語が、あのときから始まっていたなんて思ってもいなかったよ。
でもね、春雪。
私は今も変わらずあなたを愛してるよ。
きっと、ずっと、永遠に。
もしも、死が二人を離れ離れにしたとしても…。