First Kiss〜先生と私の24ヵ月〜
穴ほじくるの、好きなのかな。
どうでもいいけど、そんなことを思ったり。
私はまだ時間があったので日誌とガイドを持って、広い校舎を歩くことにした。
職員室から、視聴覚教室、LL教室、図書室、食堂、体育館…。
私が図書室を覗いたとき、まだ司書の先生は来ていないようだった。
でも、鍵は開いていたので、好奇心から中を覗く。
すると、見覚えのある男の先生が、ソファに座って眠っていた。
手元には、ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」。
そっか、昨日お父さんが遅くまで春雪を帰そうとしなかったから、寝不足なんだね。
春雪、寝顔可愛いね。
私は思わずそばにより、椅子の隣にしゃがみこんだ。
じっと見つめていても、春雪は起きない。
私は立ち上がり、静かに春雪の顔に自分の顔を近づけた。
そして、春雪の唇にゆっくりと、雪が降るような柔らかさで、自分のそれを重ねた。
私にとっては初めてのキスだった。
唇をつけて、思わず、身を引く。
私、何やってるんだろう。
春雪は私の先生で、お姉ちゃんの婚約者なんだよ!?
自分がしたことにとても驚くと同時に、愛おしさがこみ上げてきた。
私の大好きな、春雪。
どうでもいいけど、そんなことを思ったり。
私はまだ時間があったので日誌とガイドを持って、広い校舎を歩くことにした。
職員室から、視聴覚教室、LL教室、図書室、食堂、体育館…。
私が図書室を覗いたとき、まだ司書の先生は来ていないようだった。
でも、鍵は開いていたので、好奇心から中を覗く。
すると、見覚えのある男の先生が、ソファに座って眠っていた。
手元には、ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」。
そっか、昨日お父さんが遅くまで春雪を帰そうとしなかったから、寝不足なんだね。
春雪、寝顔可愛いね。
私は思わずそばにより、椅子の隣にしゃがみこんだ。
じっと見つめていても、春雪は起きない。
私は立ち上がり、静かに春雪の顔に自分の顔を近づけた。
そして、春雪の唇にゆっくりと、雪が降るような柔らかさで、自分のそれを重ねた。
私にとっては初めてのキスだった。
唇をつけて、思わず、身を引く。
私、何やってるんだろう。
春雪は私の先生で、お姉ちゃんの婚約者なんだよ!?
自分がしたことにとても驚くと同時に、愛おしさがこみ上げてきた。
私の大好きな、春雪。