俺だけ見てろよ。~幼なじみに恋してる~
思わず顔をあげると、


レオがあたしの背中を優しくポンポンとたたいた。

   




『だから……誰もいなかったら、俺が結婚してやるよ』


え?


……なに言ってるんだろ。


……だよ、ね?


呆気にとられていると、レオが口を開けて笑った。




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