切れた・・絆

•••両家でお祝い



お祝いの席につくと
私の両親と心の両親が
楽しそうに話していた。

二人の話になり
今日は、
ウェディングドレスを決めた事を
報告してから、
心は、
「入籍は、お披露目が終わってからに
します。
皆さんに認められてからに
したいから。
でも式が終わったら、
一緒に暮らしたいと思っています。
それで、大丈夫ですか?」
と、言った。

「「「「えっ、そうなの?
入籍もしたらいいじゃないか。」」」」
と、両親達に言われたが。

「私は、心の思うようで良いです。
研修のとき、辻で入ってるから
名前、変わるとなぜ?ってなるかも
ちょっと、恥ずかしいかなって。」
と、佳希が言ったから
「「「「そうなの。そうか。」」」」
と、両親達は言った。

心は、
「ごめんな。勝手に変更して。」
と、佳希に囁くと
「心配ないよ、心。
何か考えがあるのでしょ、
私は、それで大丈夫だから。」
と、佳希は言った。

心は、
「ありがとう。」
と、言い佳希を抱き締めた。



両親達は、そんな二人を見て
冷やかしながら
楽しそうに食事をした。



式は、三日後。



身内だけだけど、鈴を呼ぶ許可は、
もらっていた。
< 14 / 67 >

この作品をシェア

pagetop