切れた・・絆

•••呆れる


真飛さんのお陰で、
家具も家電も、
明日全て届く事になり
凄く助かった。

鈴が手伝ってくれるから、
夜には住める。
今日は、鈴は仕事だから、
食事の準備をして
お母さんに、
住まいが決まったことを連絡をした。

お母さんは、
「佳希、大丈夫?」
「なにが?
一人暮らしの事?
心の事?
それとも未来の事?」
「全部よ、全部。
お父さんは、心君にも未来にも
カンカン。
心君とこの、シェリルは寝込んでしまい
善さんも、怒ってる。
心君は、会社にいれるのかしら。
恥をかかされたと、
善さんも大変みたいよ。

未来は、平然としていて
私も貴一も、呆れてるの。

心君に、新しい住まいを
探させて、そっちに、
未来と住まわせてるから
二人の様子は、わからないけど。
近い内にお披露目なの。

シェリルは、佳希をとても
気に入ってたから、
ショックみたいよ。
未来は、本当にとんでもないことを
してくれたわ。」

「そうなの。ごめんね。
私がもっと、ちゃんと
していたら、こんなことには、
ならなかったのかな?
なんか、もう‥‥
わからないの‥‥」

「何いってるの。
佳希は何も悪くない。
あなたは被害者なのよ。」
「なんか、やるせないね。
お母さん。
私の住まいは誰にも知らせないで。

申し訳ないけど、家にも
しばらくは、帰らないから。

婚約指輪とか、心のマンションに
置いてでたから、もう何も
関係ないし、一人で頑張るよ。」
と、話して電話を切った。

鈴が、帰ってきて、
一緒に食事しながら
話しを聞いて貰った
真飛さんに関しては
「やるね、星野先生。」
と、冷やかされたが
妹の未来や心の話には
怒ったり、呆れたり
自分の事の様に思ってくれて
本当に大切な友達だ。

「でも明日から、
この美味しい
手料理が食べれなくなるなんて。」
と、鈴は騒いでいた。
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