切れた・・絆
•••陣痛
間もなく、臨月だ。
真飛の意向で、今日から産休に
入った。
小児科の先輩方も、
温かく見守ってくれて、
ゆっくりして、復帰して欲しいと。
実は、産婦人科の先生に
赤ちゃんが、下がっているから
休みに入るように
言われちゃったから
真飛が、心配したみたいだ。
真飛は、外科の腕も凄く
毎日、忙しい。
それでも、私をとても大切に
してくれて
大好きな旦那様だ。
今朝も、出勤のとき
「佳希、今日は、ゆっくりしてろ
いいな?」
「うん、わかった。でもなぜ?」
「何となくだ、何かあったら、
連絡しろよ。」
「はい、わかりました。」
と、言うと
私にキスをして
真飛は病院へ。
本当に、真飛は心配性だと
思いながら、家の事をしていたら
お腹に痛みが‥‥
うん?陣痛?
とりあえず、時間を計りながら
お母さんに電話した。
お母さんが来てくれた時には、
かなりの痛みが出始めていた。
真飛に、電話したら出なかったから
留守電に入れた。
たぶん、OP中だろう。
星野のお義母さんにも
連絡した。
私は、お母さんと病院へ。
車の中でも、
痛みは、次々と襲ってきた。