切れた・・絆

•••未来 side


未来は、一週間の予定で
アメリカへ渡米し、
一人で、色々な所を探索していた。

まあ、英語会話は完璧。

私は、この英語力をいかし
大学には、行かずに就職をする。

大手のIT企業から、英会話力で採用され
受付に配属された。

お姉ちゃんなんかに負けない。
早く一人立ちするんだから。

旅行最後の日に
心君の所に寄り泊まらせて
もらった。

心君は、
「未来ちゃん、よく来たね。
そして、卒業おめでとう。
大学に行かずに就職するんだね。
まあ、未来ちゃんらしいけど。」
と、お祝いで腕時計をくれた。

「わあ、ありがとう。
すごく、嬉しい。
それに、無理言って
泊めてもらって、ごめんなさい。」

「ううん。いずれは妹になるんだし
予行練習にもなるから。」
と、言われ、
未来は、チッと思うが····
顔では、笑って
「そう····だね。」
と、言った。

食事もすんで、
お風呂にも入って
「心君、コーヒーでも飲む?」
「ああ、少し勉強するから、
もらっていい?
未来ちゃんは、そっちの部屋を
使ったらいいよ。」
「わかった、ありがとう。
じゃ、用意して持っていくね」
と、言って
未来は、コーヒーを準備した。

小さく潰した睡眠薬をちょっとだけ
コーヒーに混ぜた。

それを持ち自分のと一緒に
心君の部屋に持っていき渡す。

心君が、
「ありがとう。
   ゆっくり休んでよ。」
と、言ったから

未来も、
「お休みなさい。」
と、言った。

それから、一時間以上たってから
心君の部屋に行くと
心君は、机にうつ伏せになって寝ていた。
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