恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―
これで、よし!
私はテーブルを端に寄せ、ベッドの横に真新しい布団を弾いた。
「結菜、風呂出たから入れば?」
「あっうん…て、ちょっと裸でうろうろしないで!!!」
シャワーを浴び出てきた平川は上半身裸
私は思わず赤面しながら両手で顔隠した。
「わわわ私、お風呂入ってくるから
出てくるまでにちゃんと服来なさいよ!!
それと今日から平川は下の布団で寝てよね」
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