恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―
朝、目が覚めると…
「ひひひ平川ー」
紛れもなく隣で寝ているのは平川……
毎回毎回…人の隣で寝やがってー!!!
イラッとした私は、
気持ち良さ気に眠る
平川のオデコにデコピンをしてやった
「……いって…」
オデコを擦りながら起きた。
「なんで、また一緒に寝てんのよ!!!
布団買った意味ないでしょ!」
「んーほら、結菜はオレの抱きまくら的な?」
「ばっかじゃないの!!!!」