恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―


平川の事で頭がいっぱいだったから

竹中さんとのデート考えてなかった…



「デートって言っても深い意味はないし

どうだい気分転換を兼ねて、バイトが終わったら遊びに行かない?」



気分転換か…



そうだよね…アイツの事ばっか考えてても仕方ないし…




「…じゃあ、気分転換て事で…わかりました」



私は何気なくオッケーしたのだった。




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