恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―
ふんふんふん♪♪
鼻歌を歌いながら、花壇の花に水やりをしようとしていると………
キャーキャーと遠くで騒ぐ女子達がみえた。
朝から、うるさい……
そんな事を思いながらチッと舌打ちした。
彼女達は騒ぎながら右往左往。探しているのは学校1のモテ男。
そんなヤツ朝から、探す暇あったら勉強でもしてな……
なんて考えながら蛇口をひねる。
……―あれ?
…―水が出ない。
……―――
………―なぁんだ!