恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―

3☆彼氏?彼女?



私の背後から、さっきまで座っていた平川がドアに思いっきり手をついていた。




「……なに?」





私は後を振り向く事もなく


ジーっと前を見て問いかけた。






平川もドアに手をついたまま、暫く無言になった。




「……―まだ、責任とってもらってない」


「また、その話!?

それは今朝、終わった話でしょ?


また私をイラつかせる気!?」




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