恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―
必死に口を塞いでいる手をどかそうと藻掻く私。





「なら…このまま…あんな事やこんな事していいんだ」




なに?





あんな事やこんな事って






あぁ~もぅほんとヤダ!!!!









「はい!!!じゃあ…返事どうぞ!!!」


どうぞじゃないし………―




なんとか平川から離れたくて、私は大きく縦に首をブンブンとふった。







「…よっしゃっ!!!じゃぁ…これからよろしくね♪槇村さん♪」









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