恋の眠り姫は夢心地―キスは優しく―


「……………」


家を教えてたくない私は終始無言だったのだが






「……結菜。家、着いたよ」



その言葉にハッとし前を向くと私の家が見えた。




「なんで…なんで家を知ってるの?」



つい大声を出してしまった。





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